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バンコクの地下鉄開業


7月3日、バンコクの地下鉄が正式開業しました。バンコクにも地下鉄ができたなんて、感慨深いものがあります。この10年くらいで、北京、上海、イスタンブール、コルカタ(カルカッタ)などアジアの各都市で地下鉄が開業してますよね。まぁ、カルカッタの地下鉄は、着工したのが沢木耕太郎が「深夜特急」の中で滞在中のときなんで、ものすごい時間がかかってますけど。

初の旅行ネタ。

地下鉄路線図を見ると、ファランポーン駅から東に向かい、ルンピニー、クロントゥーイを通り北上、スクンビット、ペップリーを通り、国鉄のバンスー駅まで、となっています。各駅の解説は「さいあじん旅行通信」を参照してほしいですが、日本大使館なども行きやすくなったようです。バンコクメトロ・アンオフィシャル利用者ガイドを見ると、なかなか近代的な様子がわかります。

確かこの地下鉄、地下水位が高いための技術的困難を解決するために、東京の地下鉄の技術が参考にされてるというような記事をどこかで読んだことがあります。バンコクも東京も昔は水路 (運河) の町ですもんね。(ちなみに今の明治通は、ほぼ江戸時代からの運河の上につくられてるとか。明治通沿いに川もないのに橋が付く地名があるのは、そのせいなんでしょうね)

バンコクはほんとにものすごい勢いで発展が進んで、今や東京から飛んできても、ぜんぜん違和感ない感じですよね。イセタンあたりではショッピング帰りの日本人の女の子も見かけるし。カオサンがタイの若者のプレイスポットになって、深夜フリマなんかをやってるのも、昔のカオサンを知る人には隔世の感があるでしょうね。カオサンという地名も昔米屋が多かったことから来た地名だと聞いたことがあります (タイ語で米はカーオ)。ゲストハウスが増えたのも 90年代になってからです。

Posted: 月 - 7月 5, 2004 at 12:59 AM               Hatena Bookmark



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