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CCCD - 目先の利益のことしか考えない売り手どもCCCD (Copy Control CD)
については、前からむかついてたんですが、カーネーションの
BBS
でのマネージャの不用意な
CCCD
に関する発言で、リスナーの不満に火がついてしまったみたいです。
音楽配信メモ「カーネーションのBBSでマネージメントチーフ冨永周平氏が「CCCDなら買わない」というファンに苦言」から:
カーネーションやSMAの人がギリギリまで交渉してCCCDを回避しようとしていたことは想像に難くないし、アナログをきちんと出してくれたこともありがたいけど、CCCD自体に対してはあまり問題認識を持ってないとも読める発言をマネージメントチーフがしてしまったのはちょっと軽率だったかなぁと思います。 CCCD の何が問題かって言うと、ここで繰り返し言うまでもないことですが、わたしとしては音質が悪くなる事より、普通のプレイヤーで再生する保証もないようなものを、売り手の都合で消費者に不利益を押し付けていることです。 少し前も Norah Jones の新譜が出た、って、何も考えずに買ったら、後から CCCD であることに気がついてブルーに。当たり前だけど洋楽も油断できないですね。(話それますが、彼女がラビ・シャンカールの娘だって知ったときはびっくりしました。) やむを得ず CCCD を入手したときは、ムキになってリッピングして通常の CD としてコピーをつくってしまいます。かえってコピーを助長していることになっているけど、他にもこういう人っていると思います。CCCD への反発心から、CCCD をわざわざリッピングして、普段はやらないファイル共有に流してしまう人もいるんじゃないでしょうか。 コピーされておしまいにされてしまうような音楽は、どうせアイドルやはやりものの曲で、それだけの価値しかないものです。コピープロテクトをかけたから売り上げが増えるとは思えません。 ちゃんとした音作りをしているアーティストたちは、CCCD に反対したり、回避しようとしたりしている人が少なくありません。佐野元春は、CCCD に反対して自主レーベルを立ち上げましたし、カーネーションも前の CD は、CCCD を回避するために CD Extra として出しました。CCCD でのリリースをしないと宣言した音楽事務所もあります。(音楽配信メモ参照) THE BOOM、中村一義、ズボンズ、SUPER BUTTER DOG、高野寛、矢野顕子などを抱える大手音楽事務所FIVE-Dが、「公式」に現状のCCCDでリリースしないと宣言。そして、THE BOOMがデビュー15周年記念ライブで、ニューアルバムに収録される新曲を無償配布 CCCD を快く思っていないなら、きちんと声をあげて反対していく事が大事だと思い、記事を書いてみました。CCCD に限った事ではなく、金儲けする側に都合のいい論理を消費者に押し付けるな!と声を大にして言いたいです。 で、当のカーネーションのマネージャの発言なんですが、BBS のログからはもう消えてしまったようなので、最後に2ちゃんねるの該当スレから引用しておきます。 <☆ソニー・ミュージックアーティスツ冨永周平☆(マネージメントチーフ)の発言(抜粋)> Posted: 木 - 8月 26, 2004 at 02:15 AM |
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親サイトの Travellers Inn は旅に関するサイトですが、ここ Travellers Tale では、旅にこだわらず興味のおもむいたことについて書いています。ちなみに Travellers Tale という言葉は、旅行記ではなく、旅人の見てきたようなほら話のことを意味しています。
筆者ハンドル:Hiro (ハンドルネームという言い方は正確には間違いですよ!慣用化しているので、こだわる必要はないかもしれませんが。) Trackback powered by
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