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iMac でデモを行なう Intel 副社長


元麻布春男の週刊PCホットライン「IDF史上初の2つの出来事」という記事より。

2つのうち1つは、Mac がデモに使われたことだそうです。1年前には想像できなかったことだと思うと、Apple の Intel 移行はなんだか当たり前になってきてる気がしますが、やっぱりすごいと思います。


今回のIDFでIntelはいくつか「史上初」のことを行なった。

1つはAppleの製品が基調講演のデモに登場したことだ。写真1は、モビリティ事業本部のMaloney副社長によるMashupのデモでは、見慣れたWindows PCではなく、AppleのiMacが使用された。もちろん、iMacに搭載されているのはIntel Core Duoプロセッサなわけだが、林檎マークのマシンがIDFのステージ上にあるというだけで、何か感慨深いものがある。

しかも、このデモはGoogle Mapと航空管制データのMashupだから、使われるのがiMacである「必要性」はない。にもかかわらず、iMacを用いたということは、Intel Coreプロセッサが広範な顧客を獲得しているという主張であり、またAppleに対するリスペクトのようなものの現れなのだろう。

上記の Intel が iMac をデモに使ったのとはちょっと趣旨が違いますが、最近はプレゼンテーションで Apple の Keynote が評価されつつあるようです。(当ブログでもお伝えしましたが、任天堂の岩田社長も Keynote を使っていました。)

日経BP ネットビジネスTODAY > プレゼン戦線異状アリ
昨年秋のウィルコム記者発表会では、インダストリアルデザイナーの山中 俊治氏が美しい動画を交えてプレゼンテーションを行っていたし、今年1月に行われたKDDIの発表会でも、コンテンツ・メディア事業本部長・執行役員の高橋 誠氏がPowerBook G4を使用してプレゼンをした。また少し前になるが同じKDDIの発表会で、プロダクトデザイナーの深澤 直人氏もPowerBookを持ち込んでプレゼンテーションを行った。

PowerPoint一辺倒だったプレゼンテーションの現場に、Mac+Keynoteという新しい風が吹き始めている。

これまで学会なんかでは Mac は冷遇されていたようですが、

診療日誌: Macintoshの逆襲
昨日、この9月に横浜で開催される外来小児科学会の準備委員会があった。そこで、話題にのぼったのが、発表でプロジェクターを使う時にMacintoshを排除するかどうかという話。

少し前にも書いた けれど、医学系の学会でもプレゼンテーションでMacintoshが排斥されるようになっている。けしからん事である。

徐々に風向きが変わってきつつあるようです。
公募の演題ではMacintoshお断りと言っても、招待講演や教育講演でMacintoshを使う人はいる。どうせ対応しなくてはならないのなら、ここは太っ腹にMacMiniを2台ほど買っておいてプロジェクター用に使うのはどうだろうという話が出た。なんか風向きが変わりそうでよろしい。

tsuno_log: 初 Keynote !!
今まで発表した学会では,どれも Windows 版 PowerPoint のみ使用可,だったので今回も PowerPoint でスライドを作っていたのですが・・・ なんと,今回は Mac も可!と判明!!早速,スライドを Keynote で作り直しました

第107回日本小児科学会学術集会
講演会場ではWindows(WindowsXP、OfficeXP)、Macintosh(MacOSX10.3、OfficeX、Keynote)を各1台ご用意いたします.発表ソフトはMicrosoft PowerPointもしくはApple Keynoteがご利用いただけます.

Posted: 火 - 3月 14, 2006 at 12:18 AM               Hatena Bookmark



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