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iPod shuffle は本当に USB 2.0?


発売から少し経ってきて、iPod shuffle 宣伝ネタばかりじゃなくて、実際にしようしてみてのレポートがぼちぼち出てきましたね。

まずは表題にした転送速度の話題から。

「iPod Shuffle」は本当に「USB2.0」なのか?速度ベンチマークと気になる疑問<追加> - livedoor コンピュータ
書き込みに関しては、USB2.0に対応したUSBメモリカードのうち、高速転送に対応した「HAGIWARA UDPURE 512MB」がダントツで速いのと比べるとかなり遅いことが分かる。また、中速程度の「buffalo-RUF-C1G U2 1GB」の約半分程度、格安で販売されている低速のFLASHDRIVE 128MB(ヨドバシカメラ)」に近い数値であることが分かった。
また、同様にミュージックプレーヤーとしての機能をメインとして利用する、Rio「SU70」の数値についても追加検証してみたところ、やはりほぼ同程度の数値であることが分かった。


USB 2.0 採用の USB メモリとしては速いとは言えないけど、他の USB メモリベースの音楽プレイヤー (Rio) とは同程度ということですね。この記事には他にも気になる点についての Q & A があるので、参考になると思います。

ディスプレイがないことについてのマイナス点については、こんな感想が。

iPod情報局: 液晶ディスプレイがなくて大丈夫? iPod shuffle使用リポート
デメリットは、やはり現在聞いている曲の名前を見られない点だ。シャッフル再生で聞くことが多いだけに、「あっ、この曲なんだっけ?」という場面によく遭遇する。そのとき、その場でアーティスト名や曲名が分からないのは少しもどかしい

とまあ、曲名がわからないことはもどかしいものの、逆に言うとそれ以外では特に不便は感じないようです。でも、ディスプレイがついていたら、価格ももう少し高かっただろうし、サイズも今の超軽量コンパクトサイズ (10円玉 約5枚) にならなかったでしょう。

こちらは他のプレイヤーとの比較記事ですが、現時点ではまだ記事が公開途中です。どのようなレビューになるか楽しみです。
iPod shuffleは本当に買いか!? メモリー型携帯音楽プレーヤー対決 / デジタルARENA

1月27日追記:
週刊 デバイス・バイキング: 全て偶然に任せられる? iPodブランドの格安オーディオプレーヤー アップル 「iPod shuffle」より
ただし、転送速度は遅めだ。USB 2.0のサポートを謳っているものの、227枚のデジタルカメラ画像を収めたフォルダ(226MB)を転送した際は約5分10秒(5.8Mbps)と、iTunesでオーディオ転送したとき以上に遅く、USB 1.1(理論値12Mbps)以下の結果になった。ファイル数が増えると転送速度がかなり遅くなるようで、同じフォルダをZip圧縮(219MB)し、1つのファイルとして転送した場合は、1分47秒(16.4Mbps)と約1/3で転送終了した。

おそらく搭載しているフラッシュメモリの世代が若干古いのだろうが、このあたりがiPod shuffleの低価格の秘密の一因ともいえそうだ。とはいえ、iriver「iFP-890」(2004年5月発売)では226MBのフォルダ転送時に6分22秒とiPod shuffleより遅かった。最新のフラッシュプレーヤーの中では遅い部類かもしれないが、ほかのオーディオプレーヤーと比べてすごく遅いというわけではない。

512MBのUSBメモリの相場が大体6,500円ぐらいから、高速転送を謳ったタイプで9,500円程度。1GBで12,000〜18,000円程度なので、単純なUSBメモリに対しても十分に価格競争力があるといえる。そういう意味では世界で一番売れるUSBメモリとなり、USBメモリという製品ジャンル自体が、iPod shuffleによって広く一般に認知されることとなるかもしれない。

USB メモリとしては決して転送速度は速い方じゃないけど、競合音楽プレイヤーより遅いというわけではないみたいです。

Posted: 日 - 1月 23, 2005 at 01:16 AM               Hatena Bookmark



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