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言い得て妙 (iPod nano と Sony Walkman A)


後出しジャンケンとか、「どこのRio Carbonですか、これは?」とか、iTunes劣化コピーソフトとか。(最後は AYNiMac さん経由!)

と、書きたかったのはここまでだけど、音楽配信メモの津田さんが日経など書いた記事がおもしろいので、もうちょっと書いてみます。(ところで PithHelmet を入れてると、なぜか日経のページで落ちる・・・。一時的に無効にすればいいんだけど・・・。)

9月15日:追記あり

未だに Sony は何を守っているのかわかりませんが、津田さんの以下の指摘など、全くもって正しいと思えます。

IT-PLUS: アップルVSソニー、正面対決【解説】
ウォークマンAの「キモ」である「CONNECT Player」が一般公開されないというのもマイナスポイントだ。iTunesはiPodとの連携性に優れているのが魅力だが、iPodを所有せずパソコンでの便利な楽曲管理ソフトとして愛用しているユーザーも多い。
 ソニーマーケティング広報部によれば「CONNECT PlayerはAシリーズとの連携による機能が多く、Aシリーズと一対の存在。一般公開は今のところ考えていない」とのことだが、ユーザーに「CONNECT Player」を浸透させるには、一般無料公開は必須だろう。

これなんかも悲しい。

音楽配信メモ:iPod nanoとウォークマンAの比較解説記事を日経に書きました
いみじくも、ソニーに勤めてる知り合いの人がiPod nanoの発売を見て「完全にこっちが負けてるね」と正直な感想を吐露してた
ソニーの発表会で会った某雑誌の編集長(←自他共に認めるソニー信者。当然ネットワークウォークマンも所有し、ATRAC3で大量のライブラリを構築済)は「ごめん津田さん、俺このあとiPod nano買って帰りますわ」って言い残して去っていったな。というか俺に謝られても……。ソニー(´・ω・) カワイソス

9月15日追記
ここまでボロクソに言われていると、Sony がなんだかかわいそうになってくる気も。(でも自業自得)

Bomb Essay No.240:iPod nanoがSONYに痛恨の一撃
iPod nanoが発表される9月8日(日本時間)にSONYも新型のウォークマンを発表してきた。Appleの製品発表会のスケジュールは事前に分かったから,ワザと同日に設定してきたのだ。となれば誰もがさぞかし凄い製品を出すのだろうと思った。しかし,発表されたのは初代iPodよりもサイズの大きい石鹸箱型のウォークマンだった。

おいおい,ちょっと待てよ。これをオシャレでカッコいいと思う人がいるのか。案の定匿名掲示板などでは散々に叩かれている。もう気の毒になるほど。この製品をデザインしたデザイナーの心境を思うと可哀想に思うが,このデザインにGOサインを出すSONYの上層部はおかしいよ。
新しいウォークマンにはまるでiTunesをパクったようなCONECT Playerというソフトが付いてくる。その上ネット配信サービスのmoraをクレジットカードを使わずに利用できるプリペイドカードも発売するという。これ,全部Appleが1年以上前からやってることじゃん。 製品発表会でのスピーチも日本企業の負のイメージが出てしまっている。使い勝手の良いマシン・インテリジェンスだの,垂直統合型のビジネスだの,アベイラブルな技術も積極的に活用だの,雲にまくような言葉ばかりで肝心なことは濁しているようだ
もう完全に勝負はあった。残念だけどもう携帯オーディオにおいてSONYに勝ち目はない。

元麻布春男の週刊PCホットライン:Appleが作りあげたiPodのエコシステム
ちょっと違和感を感じたのは、これを「2強の激突」と表現するメディアがかなりあることだ。筆者の個人的感覚では、現世代の決着はすでにAppleの勝利でついている。
iPodの強さは、単にByte単価が2倍以上低いことだけではない。今やデジタルオーディオのインフラの一部になっていることである。コストパフォーマンスが高くデザインの優れたiPod、そのiPodだけで持ち運べるDRM付きのAACファイル、それを売るためのオンラインストア(iTMS)、音楽ファイルを管理/再生するソフトウェア(iTunes)、千種類を超えるアクセサリ、自動車メーカーの積極的なサポートなどが一体となり、1つのインフラ、エコシステムを構築している。

Posted: 土 - 9月 10, 2005 at 01:50 AM               Hatena Bookmark



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