本ブログの更新は停止しています。更新は新しいサイトの Travellers Tales で行なっています。
Mac に踏み切るきっかけ少し前の記事になりますが、CNET
Japan に SFC
(慶応大学湘南藤沢キャンパス)
の学生が Mac
に踏み切るきっかけについて書かれた記事がありました。乗り換える理由はいろいろ挙げられていますが、画面表示の美しさや、ウイルス問題から解放されたくてという理由の学生もいれば、UNIX
的な使い方がしたくて乗り換える人もいるようです。
CNET Japan -
Macに踏み切るきっかけとその後
僕の身の回りで乗り換えた学生に、そのきっかけを聞いてみた。例えばある文系の学生は「とにかく文字などの画面表示がきれいで気に入ったのがきっかけだった」と言う。「コンピュータの画面でたくさんの文字を書いたり読んだりすることが多いため、Windowsの時よりも読みやすくてはかどるのではないかと思った」とのことだ。「それに加えて使い始めてからは、今だけかもしれないがキャンパスで蔓延しているメールで感染する多くのウイルスに頭を抱えることもなくなった」と話す。 この後に コンピュータとユーザーの関係に興味を持ち、Mac を使いはじめたという学生さんも出てきます。そして、その人は Mac を使うようになったことで 互換性や相手の環境を気にしながら使うと言うことを思い出したそうです。 Windows しか使っていないと丸数字・ローマ数字や、かっこ株など、いわゆる「機種依存文字」と言われる JIS X 2028 の規格外の文字を、当たり前のように使ってしまったりしますね。IT 業界の人なのにこのような文字を含み文字化けするメールを送ってくる人がいると、それだけで仕事への意欲が萎えてしまいます。(Windows のセキュリティホールだらけの事実上のデフォルトメーラ Outlook Express が、ISO-2022-JP でエンコーディングしながらも、こうした文字を送らない設定がないことにも疑問を覚えます。) こうしたことは、バリアフリーなどと同じで、自分が車椅子や乳母車をはじめて使ってみて、その不都合さを実感しないとなかなかわからないものなのでしょうね。 話がちょっと脱線しかけましたが、本題に戻ります。上記記事の中で興味深いのが以下の部分です。 このように使い始めたきっかけ、使い始めた後に見出した気に入っている点は様々だが、そんな彼らが口を揃えて言うことは、「音楽や写真やビデオの楽しみ方が変わった」ということだ。購入すると初めからインストールされているiLifeソフトウエアは、テキストを主体にコンピュータを使っている人に音楽や写真の管理を、文字の多いプレゼンテーションスライドに偏りがちだった人には写真のスライドショーという面白さを、プログラマにはDVD編集を、それぞれもたらした。 このあたりが Mac が Mac である所以と思います。コンピュータが単なる事務的な機械であることにとどまらず、クリエイティブな可能性をもたらすものになっているのですね。 iLife は毎年地道にアップデートを重ね、今年の1月に発表されたもので、バージョン5になるわけですが、少しずつ、しかし確実に使い勝手がよくなってきています。(まだ買ってない人はお勧めですよ) 今のことろ iPhoto しか使っていないのですが、iPhoto だけでも買う価値十分です。今回のバージョンから、写真だけでなく、QuickTime で扱えるすべてのファイルが管理できるようになったし (iTunes で PDF を管理するという技もあるらしいですね。参照:スラッシュドット ジャパン | iTunesでPDFファイルの管理ができる)、アルバムをフォルダで整理できたり、スライドショーで場面ごとのトランジションを変えて細かい設定ができたり、カメラからのインポート時のインタフェースがわかりやすくなったり、随所に改善が見られます。 早く試してみたいと思っているのが、種類の増えた iPhoto ブックです。いちばん小さいサイズのもの (8.9cm x 6.6cm なので L版の半分くらい?) なら、20ページの両面印刷が 525円です。ちょっとしたプレゼントにいいかもしれません。旅行などの写真をシェアするのも、これからは焼き増しなんてしないで、iPhoto ブックを渡す、というのもありだと思います。 iPhoto ブック - 仕様と価格 なんだか楽しみです。 Posted: 火 - 3月 8, 2005 at 02:54 AM |
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親サイトの Travellers Inn は旅に関するサイトですが、ここ Travellers Tale では、旅にこだわらず興味のおもむいたことについて書いています。ちなみに Travellers Tale という言葉は、旅行記ではなく、旅人の見てきたようなほら話のことを意味しています。
筆者ハンドル:Hiro (ハンドルネームという言い方は正確には間違いですよ!慣用化しているので、こだわる必要はないかもしれませんが。) Trackback powered by
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