こんな本があるんですねー。物理 (材料系) の研究者の人らしく、紹介しているソフトウェアがある程度その方面に傾いているらしいですが、人によっては目から鱗の内容なんでしょうね。その逆の人もいるとは思いますが。

理系のためのMacで始める研究生活

書評は、「Macで始める研究生活の書評」にいろいろ出ていますので、参考にしてみて下さい。

amazon の書評で少しおかしかったのが、以下の感想です。

自分もふくめ周りにはまだOS9の人が多いと思われるのに、この本は一気に最新のOS〜〜 X-Pantherを前提にして書かれている。ブラウザーもSafariでぐいぐい押している。紹介されているアプリも早速ダウンロードしてみたが、これもよく見ればゼーンブOS〜〜 X用であった。OSの移行に後れを取っている身にはあまりのカルチャーショックであったが、でも踏ん切りがついた。よーし、Macで研究するんならカッコ良くやるんだ。本書は初心者向けとあるが、かなりディープな知識が得られるし、行き詰まっている仕事環境を打開するにはOSの移行も良いんじゃないかと漠然と思っているMacユーザにも勇気を与えてくれる本である。

OS X は UNIX ですから、豊富な UNIX の資産が使え、実はかなり研究者には活用しがいがあると思うのですが、OS 9 以前の Mac しか知らない人には想像もつかないんでしょうね。2004年4月に東大に Mac が導入されてからは、Fink プロジェクトを中心に、日本語環境の整備も加速されているそうです。また、標準でアラビア語からタイ語、ロシア語、ヒンディー語など様々な言語に対応している Mac OS X は、留学生にも評判がいいようです。

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