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ウィルコムの回線が 32kbps から 51.2kbps へ


少々遅めの情報ですが、WILLCOM の回線が、1回線あたり 32kbps から増速されて、最大 51.2kbps になるんだそうです。嬉しいニュースですが、ハードウェア側の対応が必要?

What about Gecko?: ホテルオークラで年始会
ちょっと、最新情報(まだ未公開の筈)
PHSの電波は1回線32kbpsです。この基本回線を何本か束ねて利用することで回線速度を増速しています。いまは32kbpsを8回線束ねて256kbpsが最大ですね。
まもなくこの基本回線速度を51.2kbpsに増速するそうです。
32k〜51.2kを電波状態によってフレキシブルに変化させる技術が実用段階に入ったとの事。
まもなく発表です。
これで、PHSカードでの通信速度は256kbps(32kbps x8)から一気に最大410kbps(51.2kbps x8)まで高速化します。
年始会でWILLCOMの社長が公言してました。新型カードのサンプルを胸元から出しながら。

「新型カードのサンプルを出しながら」ってことなんで、増速に対応するには、ハードウェアも新しいものが必要なのかな、と思うのですが、真相はどうなんでしょう。

追記:
上記記事のコメントをきちんと読んだら、ファームウェアだけでなくチップの対応も必要とのことで、新しいハードウェアが必要なようです。

1月27日追記:
と、上のようなことを書いたら、すぐにウィルコムから発表がありました。危うくお蔵入りのネタになるところだった…。(そうやって、塩漬けのままお蔵入りになってしまったネタがたくさんあります。)

ケータイ Watch:ウィルコム、高度化PHS規格「W-OAM」発表
ウィルコムは、高度化PHS規格「W-OAM(WILLCOM Optimized Adaptive Modulation)」を発表した。
W-OAMは、電波状態に応じてより高速な変調方式を自動的に選択することで、高速化を実現するPHS通信規格。従来の変調方式であるQPSK(Quadrature Phase Shift Keying)に加えて、電波状態が良好な時には、QPSKよりも狭いエリアだが、より高速通信が可能な8PSK(8-Phase Shift Keying)に切り替わり、電波状態が不安定な場合は、安定性の高いBPSK(Binary Pahase Shift Keying)に自動的に切り替わる仕組みだ。

ケータイ Watch:W-OAM対応のPHSデータ通信カード3端末
W-OAM対応のNECインフロンティア製「AX520N」「AX420N」、セイコーインスツル製「AX420S」が発表された。

従来の PC カード型と CF カード型です。NECインフロンティア製のものは、Mac 対応しています。セイコーインスツル製は不明。MacBook Pro に採用された ExpressCard 対応の通信カードはいつか出るのだろうか。

Posted: 木 - 1月 26, 2006 at 02:02 AM               Hatena Bookmark



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