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チェチェン人はいなかった? - 北オセチア共和国学校占拠事件4最近この件に関するエントリばかりですが、また興味深い記事を見つけたので・・・。
まず軍事アナリストの神浦元彰氏のサイトに寄せられたメールの情報からですが、
こんにちは。東京の00です。 ロシアの件では、報道がどうしても「チェチェン」と「アルカイダ」に 結び付けたものが多く、不思議な感じがします。 わざわざ嘘をつく必要があるとも思えませんから、信憑性があるように思えます。また、カフカス・センターの所長も犯人の中にチェチェン人がいなかったと答えています。(該当記事) ウエッブ・カフカス・センター所長ヴィサミ・ツツジェフ氏はエル・ムンド紙への独占インタビューの中で北オセチアの人質事件とチェチェン紛争について語った。 該当する BBC の記事は以下のようです。
この時点の BBC は断定するのを避けてはいますが、犯人がチェチェン人ではなかった可能性も否めません。いずれにせよ、ロシア当局による情報操作がかなり行われているのは確かです。 犯人は人質に水も与えずにひどい、という意見も見ましたが、実際には最初は水を飲むことを許していたそうです。それが途中から水を与えなくなったのは、ロシア当局に交渉を早々に打ち切られたためではないかというわけです。 実際、ロシア当局は交渉する気は余りなかったのではと思います。モスクワ劇場占拠事件のときも、プーチン大統領は事件発生直後に強行突入を決めていたということが、音声なし映像からの唇の動きの解析で明らかになっているようです (参照元)。最初から交渉するつもりはなかったわけです。ましてやモスクワから遠く離れた北オセチア共和国での事件です。交渉する気があったとは思えません。 ロシアはこうやってボロが出てくるだけましなのかもしれません。対テロ戦争と称して、アフガンやイクラでの戦争を続けるアメリカは、もっと巧妙にわかりにくく情報をコントロールしていると思います。それでも丁寧に、かつ継続的に情報を追っていれば、いろいろと不自然なことが出てきます。毎日あふれては消えていく情報に惑わされないで、自分の目を持つことが大切と思います。 Posted: 金 - 9月 10, 2004 at 04:00 AM |
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親サイトの Travellers Inn は旅に関するサイトですが、ここ Travellers Tale では、旅にこだわらず興味のおもむいたことについて書いています。ちなみに Travellers Tale という言葉は、旅行記ではなく、旅人の見てきたようなほら話のことを意味しています。
筆者ハンドル:Hiro (ハンドルネームという言い方は正確には間違いですよ!慣用化しているので、こだわる必要はないかもしれませんが。) Trackback powered by
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Total entries in this category: Published On: 6月 10, 2012 12:55 AM |