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2005年4月25日 福知山線5418M、一両目の「真実」


各所で話題になっているので、もう読まれた方もいると思いますが。

2005年4月25日 福知山線5418M、一両目の「真実」

書いた方が鉄道に詳しい方だったこともあり、状況が詳しく分かります。引用はしませんので、読んでみて下さい。

マスコミがきちんと伝えていないことも、実際の感じた事故に至る状況も、事故現場でのレスキューや医師の方の対処などもわかる貴重な記録です。この事故では阪神大震災の教訓が生かされているように感じました。例えば、阪神大震災で得たクラッシュ症候群に対する教訓が挙げられます。

きはゆに資料室:コラム023
事実、阪神大震災の際にはクラッシュ症候群により亡くなられた方も少なくなかったのです。

神戸新聞Web News:生と死の境 震災10年 守れ いのちを 第1部
死因は「圧死」とされた。クラッシュ症候群と分かったのは数年後だった。

病気のはなし・病気辞典:クラッシュ症候群


その他にも被害者の優先順位付け (トリアージ) が行われ、効果があったようです。

きはゆに資料室:コラム023
阪神大震災や地下鉄サリン事件では救急医療現場が大混乱となり、負傷者に対する治療のばらつき、特定の医療機関への集中といったことが発生しました。これらの教訓から災害現場などであらかじめ負傷者に治療の順位をつける「トリアージ」が採用されました。このトリアージとは事故や災害の現場で被害者を死亡と3段階の負傷レベルに判定し、重症→中症→軽症→死亡の順に搬送・治療し、効率よく救命活動を行えるようにするものです。この福知山線事故ではトリアージがはじめて実践され、病院への搬送後亡くなられた方が極めて少なかったことからその効果が立証されることになりました。

阪神大震災のときも、ネットが今くらい発達していたら貴重な記録がいろいろ出ていたのかもしれません。新潟の震災のときは、NHK 等のマスコミのひどい取材や、政治家のぞんざいな様などがブログによって伝えられましたし (当ブログ内記事「傲慢な NHK」「マスコミや政治家の本性」)、現地で本当に必要とされている救援物資についての情報もネットで速やかに伝わっていたと思います(多少の混乱はありましたが)。

Posted: 火 - 10月 4, 2005 at 02:44 AM               Hatena Bookmark



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