本ブログの更新は停止しています。更新は新しいサイトの Travellers Tales で行なっています。

池澤夏樹「静かな大地」親鸞賞受賞


明治の初めに北海道に入植した兄弟とアイヌの物語を描いた池澤夏樹の「静かな大地」が親鸞賞を受賞しました。

asahi.com から
第3回親鸞賞(本願寺維持財団主催)の選考会が16日東京都内であり、池澤夏樹氏の「静かな大地」(朝日新聞社)に決まった。

静かな大地」は、日本人がほどんど忘れかけていることですが、北海道の地を和人が奪っていったことを、静かに静かに語りかけてくれる作品です。物語は単純にアイヌが被害者という書き方をしているわけでもなく、淡々と、しかし切々と訴えかけてきます。少しケヴィン・コスナーの Dance with Wolves を思い出させる話でもありました。

Posted: 金 - 10月 22, 2004 at 01:43 AM               Hatena Bookmark



©