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美浜原発事故


今回事故の起こった原発は加圧水型軽水炉だそうです。
事故が多いのは構造的に欠陥がある?

今回破損の起こった配管は1976年の運転開始以来、一度も超音波検査を行っていません。今回行うことになっていた、と関電は言ってますが、どこまで本当か。本当だとしても30年近くほっとかれている事実があるわけです。今までのケースを見てもこういった事例は氷山の一角ですから、他にもそんな危ない配管がごろごろしている可能性は高い。
また、配管が破れた部分は、運転を開始した76年12月以降、厚さを調べる超音波などの検査を一度も実施しておらず、14日からの定検で初めて検査する予定だったという。
配管は、曲がった部分やバルブの出口など水の流れに乱れが生じやすい場所で厚さが薄くなりやすい。このため、関電は定検の際に、曲がった部分を優先的に超音波で検査。今回破れた部分は、直径約56センチの管が約5ミリにわたって部分的に約34センチに狭くなっている水量測定装置の約50センチ下流で、水流が乱れる可能性があったが、後回しにされていた。

事故が起こったのと同型の原発は国内に22基だそうです。去年、忌野清志郎がサマータイム・ブルースを歌うのを生で聞きましたが、原発の数が CD に収録されている歌詞より、ずっと増えているのに愕然としました。ちなみに1990年位発表された歌詞の中では37基。最新の数字が見つからなかったのですが、99年では52基が稼働中とのこと。2010年までにさらに20基が予定 (その後13基に減少) されているそうです。現在のところでもアメリカ、フランスの次の世界第3位の規模です。
美浜3号機と同じ加圧水型軽水炉は国内に22基ある。原因究明はこれからだが、設計ミスや材料劣化など加圧水型に共通する構造的な問題だった場合には早急な検査や安全確認が必要

東海村の事故は被爆した人が何人も出て、死人まで出ているのにうやむやにされようとしています。

Posted: 火 - 8月 10, 2004 at 02:37 AM               Hatena Bookmark



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