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北オセチア共和国学校占拠事件5


犯人側がロシアの突入開始時に「何をするのだ。子供を殺すのか。中止させてくれ、やめさせてくれ」と交渉役を務めていたアウシェフ前イングーシ共和国大統領に連絡していたとの報道がありました。

毎日新聞「<露学校占拠>犯人側「やめさせて」と電話 突入直後に」
ザカエフ氏は「(犯人グループからは)いかなる挑発もなかった。これは(特殊部隊の)突入だった」と強調した。また、ザカエフ氏はアウシェフ氏の話として、突入開始後、犯人グループがアウシェフ氏に電話し、「何をするのだ。子供を殺すのか。中止させてくれ、やめさせてくれ」と頼んだと語った。

どんな情報もそれをそのまま受け入れるのではなくて、自分でその中身を判断しなければなりません。もちろん上記の話だって情報操作だという可能性がないわけではありませんが、事件に関連する情報を追っていると、ロシア側の発表の方に不審な点が多いと感じます。いずれにせよ、マスコミの流すテロリストという言葉に思考停止して考えることをやめてはならないと思うのです。

この事件に関しては書き終わる度に、とりあえずもう書かなくてもいいかなと思うのですが、しばらくすると気になる新たな情報が出てきて、結局また記事を書くことになっています。

Posted: 日 - 9月 12, 2004 at 01:09 AM               Hatena Bookmark



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