本ブログの更新は停止しています。更新は新しいサイトの Travellers Tales で行なっています。

ブッシュ大統領、イラク戦争「劇的な成功」


遊説中にそんなこと言ったらしいですわ。

日経新聞 8月30日夕刊より
大領領は二十九日、激戦州であるウエストバージニア州で遊説し、イラク戦争について「劇的な成功だった」と言明した

独裁的な政権だったかもしれませんが、とりあえず (戦争をしていないという意味で) 平和な状態の国に難癖付けて攻め込み、国をめちゃくちゃにしておいてよく言います。アメリカが攻め込む前には、テロで死ぬ人も爆撃や戦闘で死ぬ人もいなかったでしょ?

イラクはなぜ今こんな泥沼になってるんでしたっけ?そうそう、あなたが大量破壊兵器があるって言い張って攻め込んだんですよね。大量破壊兵器の存在の証拠を捏造することすらできないくらいに、いまだに何も見つかっていませんね。

そして日本は確実にその戦争に参加しています。以下、先見日記:片岡義男「今日の平和と繁栄」と「不戦の誓い」より:
いまの日本はテロとの戦いという戦争をおこなっている。日本は戦時下なのだ。戦争中だ。臨戦態勢だ。9.11を体験したアメリカは、これは世界秩序に対する攻撃であり、そのような攻撃をしかけるあらゆる敵と戦う、と宣言した。日本の首相はこの宣言を全面的に支持し、その戦争に自分たちも加わることを世界に向けて表明した。だからそれ以後、日本はテロとの戦いという戦争のなかにその身を置いている。

以前のエントリで「戦争のつくりかた」という絵本を紹介しましたが、そこに描かれていることを着実に歩んでいるようで恐いです。体験者に聞く話では、前の戦争のときも気がついたら戦争が始まっていたそうです・・・。

Posted: 火 - 8月 31, 2004 at 01:18 AM               Hatena Bookmark



©