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川口外相「劣化ウランの危険なし」発言


今年1月の話なんですが、川口外相が同志社大学で行った講演で劣化ウランの危険はないと発言していたらしいですね。古い記事なんですが、検索しても大手サイトでは全然報じられていなかったので記事にしときます。(読売新聞大阪でだけ、ちょっと報じられてました。) まぁ、川口外相の劣化ウランに関する欺瞞に満ちた発言はこれ以前にもあるんですけどね。

元ネタは日刊ペリタの記事です。
川口順子外相が1月17日に同志社大学で行った講演会で、学生がイラクにおける劣化ウラン弾の問題に関して質問したのに対し、「政府としては、劣化ウランの危険度は健康に影響を及ぼすものではなく、非常に危険であるというふうには国際的には判断されていない」と回答したが、この回答は国際機関による最近の調査報告を無視した“虚偽答弁”であることが26日分かった。

閣僚の1人として劣化ウランの危険を認めるような発言ができないのかもしれませんが、そうだとしてもひどい話です。劣化ウランの危険については、「劣化ウラン弾による被害の実態と人体的影響について」というサイトが詳しいです。

川口外相という人については、以前から外相にふさわしい人物なのか疑問に思っています。まだ環境庁長官だったときに参加した地球温暖化防止ハーグ会議では、他の国々が難しい交渉をまだ続けているのに、部屋を出てマスコミに決裂宣言をしたことがあります (参照記事)。なので、外相になったときは唖然としたものです。

Posted: 月 - 7月 5, 2004 at 01:53 AM               Hatena Bookmark



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