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投票率と公明党


投票率が低くなれば低くなるほど、平均の投票率に左右されずに高い一定の得票が期待できると考えられる公明党支持層の存在が大きくなります。自明のことですが、実際に計算してみると、選挙の結果が十分左右される可能性がわかります。

2003年の衆議院選挙で、神奈川3区の投票率は、300小選挙区中、下から数えた方が早い 259位 54.71% でした。

当選者は自民党候補、91,207票、得票総数の 44.12%、次点が民主党候補 81,996票、39.67% です。

神奈川3区の有権者数は 389,796人です。自民党候補と民主党候補の得票数の差は 9211票差で、その差は全有権者数の 2.36% になります。

ここで某宗教団体の信者の人口比を考えてみます。2005年8月1日時点の日本の総人口が 12760人 (人口統計月報より)。うち 400万人が創価学会会員 (Wikipedia より) とすると、人口比 3.13% を占めます。

ものすごく単純に考えていますが、創価学会会員=公明党支持者⇒動員率ほぼ100% で自民党に投票、と考えると、公明投票がなければ自民党候補は約3% の票を失い、2.36% 程度の得票差は覆って、民主党候補が第1位の得票だったとも考えられます。

とにかくあなたが選挙に行かなければ、あなたの意向が反省される割合はゼロで、必ず選挙に行く他の誰かの意思は確実に反映されるのですから、それが嫌なら選挙に行きましょう。

Posted: 土 - 9月 10, 2005 at 04:16 AM               Hatena Bookmark



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