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ウイグル問題と報道規制


ウイグル独立派組織「東トルキスタン解放組織 (ETLO)」が中国政府に対して宣戦布告を行ったそうですが、BBC 等は報道しているのに、なぜか日本では報道されません (唯一産經新聞だけ)。

どうもその理由には「日中記者交換協定」というものがあるらしいのを知りました。

日本側は記者を北京に派遣するにあたって、中国の意に反する報道を行わないことを約束したものであり、当時北京に常駐記者をおいていた朝日新聞、読売新聞、毎日新聞、NHKなどや今後北京に常駐を希望する報道各社にもこの文書を承認することが要求された。以上の条文を厳守しない場合は中国に支社を置き記者を常駐させることを禁じられた。

日中記者交換協定」には
一、中国を敵視しない
二、二つの中国を造る陰謀に加わらない
三、日中国交正常化を妨げない

という三原則があるのですが、結果的に中国に都合の悪いことは報道できないそうです。


元々のニュースに戻ると、東トルキスタン解放組織の宣戦布告がどの程度のものになるかわかりませんが、中国でシルクロード方面 (新疆ウイグル自治区) への旅行を予定されている方は、注意を払っておいた方がよいでしょう。

こういうサイトがあるのも知りました。
東トルキスタンの人々に平和と自由を

Posted: 木 - 10月 6, 2005 at 12:40 AM               Hatena Bookmark



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